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2005年12月27日 (火)

二つの身分を持つ相続人

知識として知っていることが実務に関わることは感慨深いものです(今回のように相続に関しては感慨深いという言葉は少し不適切ですが)。今週の月曜日(12月26日)に親しい税理士から相続に関する電話で、確認のための相談を受けました。

内容をお話しする前に前提を少し。

民法には代襲相続という規定があります。

例だけあげれば、亡くなった方である被相続人には本来相続人となるべき子がいました。ところがその子は被相続人が亡くなる前に死亡してしまいました。この場合、その亡くなった子にまた子(被相続人にとっては孫)がいるときにはその孫が相続人となります。この孫の様に代わりに相続人を引き継ぐことを代襲相続と言います。

落語・歌舞伎・相撲界などで襲名(名を引き継ぐ)という言葉が出てきます。国語辞典を引いてみてください。「襲」という語は「引き継ぐ」という意味もあります。

さて今回の相談例です。

被相続人に子Aがいました。子Aにもまた子Bがいました・・・被相続人にとっては孫に当たります。

被相続人の子Aはやや病弱で孫Bに将来を託す意味があったのかどうか分かりませんが、被相続人は孫Bを養子としました。その後、不幸なことに被相続人の子Aは被相続人が亡くなる前に亡くなってしまいました。

さて問題です。被相続人の孫であるBの相続人としての立場は養子?代襲相続人?

この孫Bは代襲相続人としての立場(身分又は資格)と養子である子としての立場(身分又は資格)がある二重身分(資格)なのです。そのため民法で定める相続分は両者の相続分を持つことになります。これは相続や相続税を勉強している方、勉強した方は何度も聞いた話だと思います。

実は講師としてこの「二重身分(資格)」を何度も話してきましたが、実務で実際に二重身分が絡む親族関係図を見たのは初めてだったのだ~


 

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