« 郵送による提出日 | トップページ | 事前確定届出給与ってどう? »

2006年4月27日 (木)

共有敷地と小規模宅地等の特例

相続税の申告のため相続財産の計算をしていますが、その中に被相続人の自宅の敷地があります。この自宅家屋とその敷地は被相続人及び被相続人と生計を一にしていた長男の2分の1ずつ共有です。

被相続人の居住の用に供していた宅地については「小規模宅地等の減額の特例」があります(租税特別措置法69の4条)。

今回この自宅及び敷地(被相続人の持ち分は2分の1)は被相続人と生計を一にする親族である長男が取得し、相続税の申告期限を超えてその長男はそこを所有し、そこに居住もします。

この場合は居住用宅地のうち240平方メートルまでの部分について80%も価額を減額してもらえます(特定居住用宅地等に該当)。効果の大きい特例です。

さて、この敷地は地積が約400平方メートルでした。

240平方メートルまでの部分について80%の減額ですが、被相続人の持ち分2分の1との兼ね合いは?

これは共有持ち分を考慮して判定します。

すなわち

400平方メートル×1/2=200平方メートル → 240平方メートル以下

従って、全体が80%の減額となります。

(全体の400平方メートルの内の240平方メートルに対応する部分・・・評価額全体の6割についてのみを80%の減額とはしない。)

約3千万円の評価額が、この減額によって600万円程度になりました。

なお、私の持っている「相続税 小規模宅地等の特例・特定事業用資産の特例の税務〈平成15年版〉わかりやすい解説と問答」(左サイドバー「お勧め本」参照)では事例形式でこの辺り詳しく述べています。

(平成25年3月27日追記 上記の本は平成18年版にて改訂は終わったようです。しかし、情報として有益な内容が含まれている箇所もあるため最終改訂版の紹介を下記にて行いました。)

 

―――☆☆―――☆☆―――

 

 

 

福井一准税理士事務所

 

(ふくい かずのり ぜいりしじむしょ)

 

所長 税理士 福井一准(現在 東京地方税理士会保土ヶ谷支部 副支部長)

 

業務のご案内

 

 

 

―――☆☆―――☆☆―――

 

 

 

 
 

初回相談 約30分無料(要予約・初回相談のみでも構いません)

 

今すぐご連絡を

 

メール

 

TEL 045-334-2793

 

FAX 045-334-2794

 

 

 

 

横浜市保土ヶ谷区星川1-4-10 ハイツリヴァースター308

 

相鉄線 星川駅 南出口徒歩3分

 

所在地図

 

 

 

―――☆☆―――☆☆―――

 

 

 

相続に強い税理士の相続税ブログセミナー

 

難しすぎない相続税のおはなし

 

 

 

はじめに~第40回までの基礎編は完結しました!

 

基礎編目次

 

|

« 郵送による提出日 | トップページ | 事前確定届出給与ってどう? »

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/132187/9792103

この記事へのトラックバック一覧です: 共有敷地と小規模宅地等の特例:

« 郵送による提出日 | トップページ | 事前確定届出給与ってどう? »