« 共有敷地と小規模宅地等の特例 | トップページ | 時間差攻撃の疲労感 »

2006年4月28日 (金)

事前確定届出給与ってどう?

会社法が5月1日に施行され、役員賞与の会計基準が「発生した会計期間の費用として処理する」というように一本化されることになります(企業会計基準第4号「役員賞与に関する会計基準」)。今後、株式会社は株主総会の決議なしに役員賞与の支給が可能となるそうです。

報酬と賞与の区分がなくなったと言えるでしょう。

税務の話しになります。

これまで法人税法上、役員賞与は利益処分により支出されるもので損金性がないという立場から一定の使用人兼務役員の使用人賞与を除いて役員賞与は損金不算入とされてきました。

しかし、会社法施行をにらんで平成18年度税制改正で法人税法も新たに「事前確定届出給与」を創設し、これに該当する従来「役員賞与」とされた役員給与の損金算入を一部認めることになりました(法人税法第34条第1項第2号)。

だが、中小・零細企業にとってその使い勝手は・・・(^^;)

その名の通り、事前に金額を確定した上で届出期限(会計期間開始から3ヶ月または事前届出給与に係る業務執行開始の日のどちらか早い日・・・分かりにくい~)内に届けた金額が損金に算入されるわけですが、業績予測(これが難しい)を少し間違えれば届出金額のとおりの支給は果たしてどう? 果たしてできる? となりませんか?

業績予測の変動は従来の「役員報酬」にあたる「定期同額給与(法人税法第34条第1項第1号)」にある程度取り込んでいるので果敢に事前届出に挑戦する必要性が感じられないのです。既に訪問してご説明した顧問先のお客様の反応も同じ様でした。

果たして中小・零細企業の利用率はいかほどになるか?

電子申告よりは上かな~??

?の多い今日の記事でした。

 

―――☆☆―――☆☆―――

 

 

 

福井一准税理士事務所

 

(ふくい かずのり ぜいりしじむしょ)

 

所長 税理士 福井一准(現在 東京地方税理士会保土ヶ谷支部 副支部長)

 

業務のご案内

 

 

 

―――☆☆―――☆☆―――

 

 

 

 
 

初回相談 約30分無料(要予約・初回相談のみでも構いません)

 

今すぐご連絡を

 

メール

 

TEL 045-334-2793

 

FAX 045-334-2794

 

 

 

 

横浜市保土ヶ谷区星川1-4-10 ハイツリヴァースター308

 

相鉄線 星川駅 南出口徒歩3分

 

所在地図

 

 

 

―――☆☆―――☆☆―――

 

 

 

相続に強い税理士の相続税ブログセミナー

 

難しすぎない相続税のおはなし

 

 

 

はじめに~第40回までの基礎編は完結しました!

 

基礎編目次

 

|

« 共有敷地と小規模宅地等の特例 | トップページ | 時間差攻撃の疲労感 »

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/132187/9804630

この記事へのトラックバック一覧です: 事前確定届出給与ってどう?:

» 第2回 税務会計系ブロガーサミットを開催します! [第2回 税務会計系ブロガーサミット開催!]
第2回税務会計系ブロガーサミット開催決定!! 場所 大阪市内 日時 9月9日(土曜日) 18:00スタート 第1回税務会計系ブロガーサミットが、3月18日東京で開催され、約40名のブロガーが参加。 ライブドア社、税務会計業界3社の取材もあり、業界で...... [続きを読む]

受信: 2006年4月28日 (金) 23時18分

« 共有敷地と小規模宅地等の特例 | トップページ | 時間差攻撃の疲労感 »