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2006年6月 2日 (金)

難解ですが借地権課税(その7 使用貸借の相続税評価額)

今回も確認からです。

 

借地権取引の慣行のある地域における関係者間での普通借地権(旧借地権を含む)において権利金を支払わない土地の貸借の話を前提にしています。

 

今回は個人間で使用貸借をしていた土地があった場合に、土地の所有者の相続があったときの相続税評価額の計算方法です。

 

やはりよくある例を挙げてみます。親の所有する宅地の上に子供が建物を建築して子は親の宅地についてタダで借りているケースで、宅地を所有する親の相続が開始した場合にこの親所有の貸宅地の相続税評価額はどのように計算するのかについて触れてみます。

 

「使用貸借に係る土地についての相続税及び贈与税の取扱いについて」

 

http://www.nta.go.jp/shiraberu/zeiho-kaishaku/tsutatsu/kobetsu/sozoku/731101/01.htm

 

によると使用貸借に係る使用権の価額は零とするということです。

 

つまり借地権は評価しない。言い換えると上に立つ建物が自宅などの自用であろうが貸家であろうが関係なく、使用貸借による貸宅地は「自用地評価額」として更地と同じように評価することになります(使用貸借通達3)。

 

一部例外があります(使用貸借通達6(2)参照)が、実務上はこの取扱いをする場合が殆どだと思います。

 

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借地権課税シリーズ 目次 

(このエントリーも含みます)

 

難解ですが借地権課税(その1) 借地権者が法人の場合 

 

難解ですが借地権課税(その2) 地主が法人の場合 

 

難解ですが借地権課税(その3) 借地権者と地主が法人の場合のまとめ

 

難解ですが借地権課税(その4) 地主が個人の場合 

 

難解ですが借地権課税(その5 相当の地代) 

 

難解ですが借地権課税(その6 個人間の使用貸借) 

 

難解ですが借地権課税(その7 使用貸借の相続税評価額) 

 

難解ですが借地権課税(その8 借地権の使用貸借) 

 

難解ですが借地権課税(その9 借地権者に変更がないとき) 

 

難解ですが借地権課税(その10 土地の無償返還) 

 

難解ですが借地権課税(その11 個人間の貸借) 

 

難解ですが借地権課税(その12 みなし譲渡) 

 

法人地主が借地権の返還を受けたとき 

 

個人地主が借地権を返還されたとき 

 

 

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福井一准税理士事務所

 

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はじめに~第40回までの基礎編は完結しました!

 

基礎編目次

 

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