« 住宅取得等資金の贈与税の非課税のあらましについて | トップページ | 一定期間に給付を受ける生存給付金 »

2015年6月 8日 (月)

家ある「家なき子」

小規模宅地等の特例(措置法第69条の4)における特定居住用宅地等について、被相続人の居住用宅地等では、いわゆる「家なき子」に該当する場合も適用を受けることができるとされています(下記参照)。

 

小規模宅地等の特例での家なき子(同居人がいるとき、いないとき)

 

「家なき子」について上記リンクの中では同居人の有無における留意点について触れました。

もう一つの「家なき子」の留意点として、取得した親族(またはその配偶者)に持ち家がある場合でも特定居住用宅地等に該当するケースがあり、これは次のとおりです。

 

1.持ち家要件を抜き出すと次のようになります(一部書き換え)。

 

 
 

その親族が相続開始前3年以内に日本国内にあるその者又はその者の配偶者の所有する家屋(相続開始の直前において被相続人の居住の用に供されていた家屋を除く)に居住したことがない者(措置法第69条の4第3項第2号ロ)

 

 

2.上記の括弧書き「相続開始の直前において被相続人の居住の用に供されていた家屋を除く」より、相続開始直前にその敷地を取得した親族の持ち家に被相続人が住んでいれば、下記のような場合には「家なき子」として適用を受けることができることになります。

 

 
 

(例)次の場合、長男の取得した家屋の敷地は特定居住用宅地等に該当することになります。

 

・10年前に被相続人の長男は、被相続人の所有する宅地に自己の居住用家屋を建築し、被相続人と同居した。

 

・2年前に長男は仕事の都合で会社社宅に転居した。

 

・被相続人は配偶者も同居する法定相続人もいないままそこに1人で居住し、今年、被相続人の相続が開始した。

 

・長男は被相続人の相続により相続税の申告期限までに家屋の敷地を取得し、そのまま所有した。

 


―――☆☆―――☆☆―――

 

 

 

福井一准税理士事務所

 

(ふくい かずのり ぜいりしじむしょ)

 

所長 税理士 福井一准(現在 東京地方税理士会保土ヶ谷支部 副支部長)

 

業務のご案内

 

 

 

―――☆☆―――☆☆―――

 

 

 

初回相談 約30分無料(要予約・初回相談のみでも構いません)

 

今すぐご連絡を

 

 ↓

 

メール

 

TEL 045-334-2793

 

FAX 045-334-2794

 

 

 

横浜市保土ヶ谷区星川1-4-10 ハイツリヴァースター308

 

相鉄線 星川駅 南出口徒歩3分

 

 

 

所在地図

 

 

 

―――☆☆―――☆☆―――

 

 

 

相続に強い税理士の相続税ブログセミナー

 

難しすぎない相続税のおはなし

 

 

 

はじめに~第40回までの基礎編は完結しました!

 

基礎編目次

 

|

« 住宅取得等資金の贈与税の非課税のあらましについて | トップページ | 一定期間に給付を受ける生存給付金 »

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/132187/61712671

この記事へのトラックバック一覧です: 家ある「家なき子」:

« 住宅取得等資金の贈与税の非課税のあらましについて | トップページ | 一定期間に給付を受ける生存給付金 »