2007年7月30日 (月)

中小企業税制50問50答

参議院選挙が終わり、自民党は歴史的な大敗だそうです。総選挙が近いのかもしれませんが、来年度以降に向けた法改正はどうなるのだろうか?

それはともかく現行の税制について。

中小企業庁のサイトで「上手に使おう中小企業税制 50問50答」という冊子が掲載されています。

http://www.chusho.meti.go.jp/zaimu/zeisei/faq50/index.htm

関係団体に内容等についてのアンケートを求めているようで、今後の刷新もあるようです。

私もある関係団体より頂いて中身を見ましたが法人税制のみならず事業承継税制などにも触れていて、手引き書としては非常に良くできています。私自身が中小企業税制に関するセミナー講師をやるときには大変参考になりそうなので紹介しておきます。

 

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2006年1月25日 (水)

粉飾という名の毒薬

ライブドア事件の報道はすごいものがありますが、これに関連する話題について取り上げたいと思います。

「粉飾決算」についてです。

ライブドアの粉飾は、堀江前社長自身が粉飾についての容疑で逮捕はされていないかと思いますのでこの詳細などには触れません。ただ、大企業の粉飾での逮捕は昨年もあった事例です。

上場企業の専売特許がこの「粉飾決算」というわけではなく、資金を引っ張ることと粉飾は上場されていない中小・零細企業にもつきまとう問題です。

非上場企業は直接金融で資金を引っ張ってくることがほぼ不可能なので、間接金融である銀行融資に頼ります。当然、会社の成績を良くする(良く見せる)方が融資を受ける場合には好都合だと考えてしまいます。

ここで「粉飾」・・・不当(不法)に、赤字を数字上は黒字に見せかけるといった行為です・・・を考えてしまうようです。

物販業なのでよく使われる手口として「在庫の上乗せ」があります。実態のない在庫を決算において計上することによって利益を上乗せする方法です。

私が駆け出しを通り抜け中堅をすぎ、そろそろ税理士としての責任を感じ始めた頃・・・すなわち独立を考え始めた頃、先輩の開業税理士から決算前に配っている案内を見せて頂いたことがあります。

「在庫を過大にする。これは毒薬を水に薄めて飲むようなものです。くれぐれもご用心を!」

なんと的を射る表現だ! と思いました。

きっと最初は水に毒薬を数滴入れる感じでこの行為を行うのでしょう。しかし、この毒薬は止めることができません。さらに困ったことに毒薬の割合が知らず知らずのうちにどんどん増えていきます。

気が付いたときには周りに多大な迷惑をかけた上で、毒中毒として終わります。

「粉飾」を行う人は少なくとも今行っている事業について経営資質がないと考えています。たくさんの人に迷惑をかけるこの行為は絶対に慎んでほしい、いや慎まなければいけないと考えます。

 

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2005年12月 1日 (木)

中小企業の会計指針

今日は午後からTKC神奈川会の生涯研修に参加しましが、実は神奈川会の生涯研修を受講するのは久しぶりでした。知り合いに「久しぶりだね」と声をかけられてしまい結構恥ずかしかったな~

今日の研修内容は「中小企業の会計に関する指針」について。来年に施行予定の新会社法で新たに「会計参与」が導入され、税理士もこの会計参与となることができることになりました。

我々税理士事務所の大半が関与する顧問先は中小企業で非上場会社です。そのため多くの(多分)税理士さんは顧問先の決算を行うとき税法基準に基づいているかと思います。何を隠そう私もそうです。

法人税の計算方法は、公正妥当な会計基準による会計上の利益から「法人税法で定められた会計上の利益と法人税の課税所得との違い」(これを「別段の定め」といいます)を調整することにより法人税の課税所得を誘導的に算出します。

そして、この課税所得から法人税を計算するという形です。

誤解を恐れずに言います。

これまで公正妥当な会計処理基準というのが中小企業にとっては曖昧だったこともあり、税理士事務所が決算を組む場合は「別段の定め」による調整をなるべく少なくしています。要するに「会計上の利益」と「法人税の課税所得」ができる限り近いようにするのです。これが「税法基準」による決算で、手間とミスを減らすためにこの様にしています。

しかし会計参与に就任することとなった場合には、少なくとも「中小企業の会計に関する指針」に基づく決算を行う必要があるでしょう。

またそうでない場合でも、これから金融機関などは「中小企業の会計に関する指針」に基づく決算かどうかを重視してくると思います。今日の研修を受けて感じましたが、明らかにこの指針による決算の方がより実態を反映することが多いからです。

私自身も「中小企業の会計に関する指針」について良く検討してみたいと思います。そしてこのブログにてまたご紹介いたします。

 

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